CCU(Coronary care unit)について
杏林大学循環器内科には常時5-7名が在籍するCCUチームがあります。3次救急外来に搬送される患者さんの初療はもちろんのこと、循環動態が落ち着くまで(一般病棟に移動が可能であるときまで)CCUが担当となります。また、入院の適応がある1,2次救急外来の患者さんに対応もしております。

対応疾患は下記の通りです。
- 疾患
- 虚血性心疾患
- 致死性不整脈 ( VT, VF, TdP)
- 急性心不全
- 急性大動脈解離
- 急性肺血栓塞栓症
- 心筋炎
- たこつぼ型心筋症
基本的に対応疾患は上記ですが、敗血症ショック患者を担当することもあり、ARDSの患者を診ることもあります。
心肺停止症例に対するPCPS挿入、救急医学科に依頼して低体温療法も施行可能です。
1,2,3次の救急患者を担当としており、急性期の循環器疾患のほぼすべてを診ることができると言っても過言ではありません。CCUチームの配属員は循環器の専門分野があり、虚血チーム、不整脈チーム、non-invasive チームなどに分かれており、専門分野のチームの仕事も兼用しております。
担当(2018年8月現在)
金剛寺謙
南島俊徳
重田洋平
百瀬裕一
満田寛子
若林典弘
研修医
(文責:南島俊徳)