toTOP

杏林大学医学部 第二内科学教室 循環器内科
menu

トップ > "腕時計型脈波モニタリング機器による無症候性心房細動スクリーニング"の紹介

"腕時計型脈波モニタリング機器による無症候性心房細動スクリーニング"の紹介

"腕時計型脈波モニタリング機器による無症候性心房細動スクリーニング"の紹介

2020.03.27

当科で行っている臨床研究 "腕時計型脈波モニタリング機器を用いた無症候性心房細動 検出と心房細動治療効果向上のための日常生活健康データ活用の検討"を紹介します。
心房細動は脳梗塞の原因の 1/3 を占めるといわれ、無症候性心房細動の早期発見・治療に より、脳梗塞予防が可能と考えられます。私たちは、セイコーエプソン社の腕時計型脈波 モニタリング機器を用いた心房細動の検出に取り組んでいます。 心房細動の高いリスクの方(高血圧・狭心症・心不全など)あるいは心房細動と既に診断さ れている方を対象に、腕時計型脈波モニタリング機器とテレメトリー式心電計を装着して、 腕時計型脈波モニタリング機器による心房細動の判定の精度を検証しています。
腕時計型脈波モニタリング機器により、歩数や消費カロリーなどの活動量データも今後は 取得できるようになります。これらの活動量データが、心房細動を起こす人・起こさない 人で違いがあるかを検討することで、心房細動を起こさないための生活行動支援につなげ ることを目標としています。

本研究は、
AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)の公募事業: 健康・医療情報を活用したヘルスケア・イノベーション基盤整備事業【IoT 等活用行動変 容研究事業】に採択されています。


研究代表機関:杏林大学医学部 研究代表者:循環器内科 教授 副島京子
共同研究機関:国立循環器病研究センター 協力機関:セイコーエプソン株式会社

←What's New一覧