肥満は心不全や心血管疾患発症の危険因子として知られていますが, その一方で, 心不全や心血管疾患の患者さんにおいて肥満は予後良好因子であるという, 一見矛盾した現象としてObesity Paradox（肥満パラドックス）という概念があり近年注目されています。

今回, このObesity Paradoxにおいて, BMI等の単なる肥満度ではなく, 悪液質やその関連マーカーの存在が実は重要なインパクトを与えていることを示した三浦佑介助教の原著論文がInternational journal of obesity誌に掲載されました。

題名：Cachectic biomarkers as confounders behind the obesity paradox in patients with acute decompensated heart failure
雑誌：International journal of obesity. 2025 Jan 26. doi: 10.1038/s41366-025-01716-6. Epub ahead of print. PMID: 39863776.

三浦先生、おめでとうございます！
詳細につきましては下記をご覧ください。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39863776//
https://www.nature.com/articles/s41366-025-01716-6//

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